はじめまして。地方でトラック運送会社を経営しています。
転職サイトを見ていて、「これは現場を知らない人が書いているな」と感じることが多くありました。
だから私は、採用する側の立場から見た本当のことを書くことにしました。
同業に怒られるかもしれません。それでも、これから運送業界に来る方に損をしてほしくないので、正直に書いていきます。
記事一覧(全34本)
会社選び
入る会社で、この仕事はまったく別物になります。まずここから。
派遣から社員へ
派遣ドライバーから社員になった人に聞きました|決め手は、給料ではありませんでした
6ヶ月の派遣を経て、うちの社員になった方に直接聞きました。派遣を選んだ理由は「働いた分の半分を先にもらえるから」。嫌だったのは派遣先ではなく派遣元の対応。そして社員になった決め手は、体調を崩して休んだときの会社の一言でした。
会社の余力
社員が長期で抜けたとき、私と事務所がトラックに乗りました|20人の会社で、この夏に起きたこと
この夏、3人が長期で休みました。誰がその穴を埋めたのか、給料はどうなったのか、どう復帰したのか。9月の今、全員が戻っています。会社に余力があるかを面接で見抜く方法まで。
会社選び
トラック求人41件を調べました|基本給が書いてあるのは、サイトによって12%と60%でした
求人票を2つのサイトで41件数えました。基本給が書いてある割合が、サイトによって5倍違いました。なぜそうなるのか、そして「Indeedとハローワークでも同じ会社を探してください」という理由を、求人票を出している側として説明します。
会社選び
運送会社の求人票、ここをぼかしています|出している側が「ぼかす理由」を白状します
求人票を出しているのは、うちの会社です。残業時間と休日をぼかす理由、「月収40万可能」の正体(決まったコース+α)、そして会社側が面接であなたの何を見ているかまで白状しました。
会社選び
【経営者が本音】ブラック運送会社の見分け方7つ|求人票でわかります
「月給35万円〜」のカラクリ、拘束時間の落とし穴、面接で必ず聞くべき5つの質問。採用する側だからこそ分かる、入ってはいけない会社の特徴を解説します。
会社選び
潰れる運送会社の特徴|経営者が見てきた「消えていった会社」の共通点と外から分かるサイン
入った会社が潰れる——これは実際に起きています。何でも安く請けて消えていった会社、荷主の言いなりになる会社。外から見抜ける2つのサインと、給料の遅配についても正直に書きました。
現場のリアル
荷主先で嫌われるドライバーの特徴|「あの人はもう来させないで」と言われる理由を経営者が公開
荷主からの苦情は、本人ではなく会社に来ます。だから本人だけが気づけない。実際にどんな苦情が来るのか、どうすると「ドライバーを変えてくれ」と言われるのかを公開します。
未経験から始める
免許・年齢・資格。「自分でもなれるのか」に答えます。
10代で入った人の話
10代でトラック運転手になった社員に聞きました|友達からは「もっと歳をとってからでいい」と言われました
10代でこの仕事に入った社員に、直接聞きました。入る前、この仕事にイメージすら持っていなかったこと。友人から「運送は最後の砦」と言われたこと。給料は同年代の現場仕事のほうがいいこと。経営者である私が書いていた「若い人が来ない理由」は、当たっていませんでした。
転職した人の話
収入は工場より下がりました。それでも「もう辞められない」|異業種から来たドライバーに聞いた話
自動車工場から転職してきた社員に、直接聞きました。収入は工場のほうが良かったと言います。それでも辞められない理由と、逆に困っていることも、本人の言葉でそのまま書きます。
入る前に
長距離ドライバーはやめとけ、は本当か|20人を雇う運送会社が、あえて長距離をやらない理由
正直に言うと、私は長距離を勧めません。うちの会社も長距離をやっていません。ただ「いろんな土地に行けて面白い」と言う人もいます。辞めてきた人の話も含めて、両方書きます。
未経験から
未経験からトラック運転手になる完全ガイド|必要な免許・費用・入社後の流れ
免許は自腹で取らなくていい場合があります。免許の種類と費用、会社の免許取得支援制度、入社後の研修の流れ、最初に選ぶべき車格まで、順番に解説します。
未経験から
女性のトラック運転手は、うちに一人もいません|応募もゼロ。その理由と、探すべき会社の条件
過去にもいません。応募すら来たことがありません。理由は手積みです。しかも法律で重量の上限があります。だから探すべきは「積み降ろしが機械」の会社です。もし応募が来たら検討はする、という本音まで書きました。
年齢の不安
40代・50代未経験でもトラック運転手になれるのか【採用側の本音】
結論、まったく問題ありません。業界の約4分の3が40代以上です。データと、採用する側が実際に見ているポイント、選ぶべき仕事を正直にお伝えします。
車格と免許
3トン車と4トン車の違い|必要な免許と「総重量で乗れない」落とし穴を経営者が解説
自社の21台(3トン車18台・4トン車3台・大型0台)を公開。仕事内容・給料・拘束時間がどう違うのか、そして「準中型なのに3トン車に乗れない」ことがある理由を正直に書きました。
資格
トラック運転手にフォークリフトの資格は必要?|経営者が答える「半分は持っていません」
うちは20人中10人しか持っていません。なくても採用しています。実際に使う場面と、「資格取得支援あり」の中身を面接でどう確認すればいいかを解説します。
面接を受ける
採用する側が、本当に見ているところ。
面接対策
運送会社の面接は10分で終わります|服装・持ち物・当日の流れを経営者が公開
スーツの人はほとんどいません。持ち物は履歴書だけ。時間は10分。そして「横乗りしてみませんか」と言われたら、それが実質的な合格サインです。
面接対策
【経営者が本音】ドライバー面接で落ちる人の特徴6つ|受かる人は何が違うのか
経験や免許より大事なものがあります。20名を面接してきた経営者が、採用の判断基準を包み隠さず公開。未経験・40代50代の方にこそ読んでほしい内容です。
志望動機
トラック運転手の志望動機、実はそんなに聞いていません|経営者が本音で答えます
志望動機は重視していません。「給料がいいから」でも正直でOK。何時間も考えるより大事なこと、そして「一人で淡々とやれる人」が向いている理由をお伝えします。
仕事の中身
求人票の「配送業務」の4文字が、実際は何を指すのか。
仕事内容
トラック運転手の1日の流れ|点呼から帰庫まで、経営者が実際の仕事内容を解説
点呼は1〜2分、帰庫後は数分で退勤。そして配送件数は同じ会社でも2件〜20件と大違い。「配送業務」の4文字の中身を、実際の流れで解説します。
働き方
長距離と地場配送、どちらを選ぶべきか【経営者が本音で比較】
長距離は確かに稼げます。でも収入差は拘束時間の差でもあります。生活・体への負担・向いている人を比較し、後悔しない選び方をお伝えします。
きつい?
トラック運転手はきついのか|「やめとけ」と言われる理由に経営者が正直に答えます
きつい部分は正直にきついと書きます。体力・拘束時間・積み降ろし。でも人間関係はむしろラク。そして「自分の子供が目指したら賛成するか」にも本音で答えました。
現場のリアル
トラック運転手の夏は本当にきつい|熱中症が起きた日、会社が何をしたか
うちでも熱中症は起きています。そのとき会社は何をしたのか。雪の日に走るかどうかは誰が決めるのか。自分で用意しておくといい物まで、正直に書きました。
お金と休み
給料・休日・福利厚生。自社の数字を全部公開しています。
給料
2024年問題から2年、運賃は上がりました。ではドライバーの給料は?|経営者が正直に答えます
運賃は実際に上がり、荷主との交渉も通りやすくなりました。ただし時間管理で稼ぎ方の構造が変わっています。2026年9月、荷主さん側から料金表を求められた実例と、それでも給料に回すのが厳しい理由を追記しました。
給料
運送業の繁忙期はいつ?|経営者が答える1年の流れと、入社するベストなタイミング
うち(食品冷蔵・お酒)は7〜8月と12月が繁忙期、2月が一番暇です。閑散期でも給料が下がらないようにしている仕組みと、「忙しい時期を見てから決めた方がいい」という本音を書きました。
給料
トラック運転手の給料のカラクリ|求人票の「月給35万円」の中身を経営者が解説
基本給・歩合・手当の3層構造、固定残業代の落とし穴、手取りの目安、給料が上がる3つの条件。給料を払っている側から、包み隠さず説明します。
休み・有給
トラック運転手に休みはあるのか|年間休日と有給の実態を経営者が正直に話します
うちの年間休日は約104日。業界平均より少ない事実も含めて公開します。「週休2日制」と「完全週休2日制」の違い、年5日の有給取得義務まで正直に解説します。
福利厚生
運送会社の福利厚生は?社会保険・退職金・賞与のリアルを経営者が公開します
「社保完備」の4文字では何も分かりません。社会保険・退職金(中退共)・賞与年2回の実額・健康診断まで、うちの待遇を全部公開。ないものも正直に書きました。
長く働くために
何歳まで働けるか。体を壊したら。辞めたくなったら。
資格と、その先
運行管理者の資格は取るべきか|持っている経営者の答えは「ドライバーのほうが稼げることもあります」
点呼をするために、会社から言われて取りました。勉強は1〜2か月の過去問だけで、1回で合格。取っても給料は多少上がる程度で、ドライバーのほうが稼げることもあります。それでも、管理する側に回りたいなら取って損はありません。
辞めて、戻った人の話
一度辞めて戻ってきたドライバーに聞きました|「他の会社が、よく見えていただけでした」
うちを辞めて他社に移り、また戻ってきた社員に直接聞きました。辞めた理由も戻った理由も同じ「他の会社がよく見えた」。次の会社で良かったことは管理の厳しさ、嫌だったのも管理の厳しさでした。戻りたいと言い出すときの気まずさまで、そのまま書きます。
これから
トラック運転手の仕事はなくなるのか|20年やってきた経営者が語るこれから
自動運転で仕事はなくならないと思っています。そして20年で確実に働きやすくなりました。「給料は下がったが、もう辞められない」と言うドライバーの話も書きました。
年齢の不安
トラック運転手は何歳まで働けるのか|定年65歳・現役最高齢75歳、経営者が実際を公開します
うちの定年は65歳、今の最高齢は75歳で現役です。60代の新規採用も普通にしています。50歳から始めても25年働ける——年齢を理由に諦める必要はありません。
健康の不安
持病があってもトラック運転手になれるか|健診で引っかかったらどうなるか経営者が答えます
うちには高血圧・糖尿病の方が複数名働いています。健診で引っかかったらどうなるか、休職から復帰した実例、そして「持病を隠すべきか」に採用する側の立場で答えます。
事故の不安
トラックで事故を起こしたらどうなる?|経営者が答える給料・弁償・処分のリアル
修理代は請求される?クビになる?うちの実際の扱い(負担は最大3万円・請求なし)を全部公開し、面接で必ず確認すべきことをお伝えします。
辞めたい
トラック運転手を辞めたい人へ|経営者が見てきた「辞める理由」と出戻りの現実
辞める理由の大半は「人間関係」と「給料」。3ヶ月の壁、うちの20人中3〜4人が出戻りという現実、そして辞める前に確認してほしいことを、送り出す側から正直に書きました。
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